東京の地価が異常な右肩上がりを示していた昭和62年、ふと立ち読みした「不動産鑑定評価基準」にインスパイアーされ、不動産鑑定士の試験に挑戦してから24年、この間不動産をとりまく環境は劇的に変化を遂げました。いや、今まさに大いなる変化のまっただ中にあるといった方が正確かもしれません。
バブル崩壊後の長期に亘るストックデレーション・その後の都心〜地方中核都市におけるミニバブル、リ-マンショック等の影響によるその崩壊、そして東日本大震災・原発問題によりあらためて認識した不動産と自然的条件との密接な関連性等により「不動産に対する人々の意識が変わったことが根源となり様々な変革を受け入れる時代への転換」を数多くの依頼案件をとおして実感しております。
このような時代にあって、平成6年弊社創立時のコンセプト「税務・法務・建築など各分野の実務に精通した専門家集団としての機能」をさらに拡充し、「売却または購入的のアドバイザリ-及び仲介業務」に進出、多くの経験を積み重ねた結果、よりマ-ケットに精通することができ、机上の空論にとどまらない実践的な問題解決能力が飛躍的に向上しました。
鑑定・コンサルティング・仲介の3つの業務が時には融合し、時には独立して機能する弊社の体制が、まさに今の変革の時代の要請に応えられているものと実感しております。
以下に掲げる弊社理念に少しでも共感を覚えて頂ける方々と共に今後も着実に成長・発展して行きたいと願っております。
-不動産をとりまく諸問題の研究と実践を通して-
◆専門職業家集団としての資質の向上に励むと共に各人の人間性を磨き、依頼者の幸福と繁栄に資する。
◆高度な知識・豊富な経験・蓄積されたノウハウを提供することにより、社会の成長及び経済の発展に寄与する。
株式会社 不動産鑑定ブレインズ 代表取締役 山路 敏之