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第二回 MRI株式会社松岡総合研究所代表取締役 松岡 利昌 様 (山路 敏之)

(山路)
知り合ってから12〜13年になりますが、著者「メイドバイメルセデス」(平成7年八重洲ブックセンタ‐第2位)の発表、ファシリティマネジメント(以下FMと略す)第一人者としての地位の確立、FMネットの立ち上げ、アーク都市塾の講師等々その後の活躍は素晴らしいですね 。 当時はまだFMの認知度も低かったのですがFMに注力したきっかけはどんなことだったのでしょうか?

(松岡)
バブル経済崩壊後、経営資産の最適化は、急務でした。特に、土地建物、オフィス空間という、「ファシリティ」につていは、ますます戦略的な管理が求められると考えました。実はその10年以上も前から、米国では「ファシリティマネジメント」の概念が生み出され、すでにビジネスモデルとして、効果を発揮していることに気がつきました。そこで、欧米の有識者とコンタクトを持ち、多くの先進のファシリティを視察する機会に恵まれたのです。

(山路)
FMがPM、AM、あるいはCM等と共にある時期から広く認知されたと思いますが、その背景や理由についてどの様にお考えですか?

(松岡)
日本では、ファシリティの管理の論点が十分議論されてこなかった背景から、急速に、これらの概念が立ち上がったと考えられます。しかし、これらは、論理的に明確に整理されている訳ではありません。ビジネスを立ち上げてきた企業モデルが専攻しており、理論モデルを整理する必要があると思います。

(山路)
ちょっと議題を変えましょうか。
松岡さんは、FM視察団の団長として海外視察によく行かれる様ですがアメリカ、ヨーロッパ各地を定期的にみてここ10年位の街や人と変化とか特色など感じるものってありますか?

(松岡)
日本がここ数年、急速に超高層ビルが乱立し、街の景観や機能が変化してきました。一方、欧米は着実にゆっくりと変化をしています。特に、米国は911のテロ以降、セキュリティに対する人々の意識は変りましたね。欧州は、もっと緩やかな変化を遂げていますが、歴史に根ざした時間の流れを感じます。

(山路)
(株)FMネットには私もアソシエイトという形で関わらせてもらっていますが、FMと不動産鑑定、あるいは不動産コンサルのアライアンスについて、それから松岡さんからみた不動産鑑定士あるいは不動産コンサルティングについて一言お願いします。

(松岡)
不動産鑑定士の仕事は、ファシリティの評価、計画という点において、大変重要な要素です。FMの概念では、ファシリティを戦略計画→プロジェクト管理→運営維持→評価の流れ(PDCAサイクル)を回していきますが、その中でも日本では評価の論点が、もっとも希薄で、今後、ますます、ファシリティマネジメント業務の中で、重要性を増すと考えられます。

MRI株式会社松岡総合研究所
代表取締役 松岡 利昌

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